放射線の管理測定1【放射線取扱主任者】

 

 

電離箱 γ線、β線

放射線による気体の電離を利用。

空気の電離によって生じたイオンと電子(イオン-電子対)が電極にたどり着いて、電流が流れる。

W値は空気で34eV。

 

 

 

比例計数管

放射線による気体の電離を利用。

電離箱より印加電圧を大きくすると生じたイオンの速度が大きくなり、電極にたどり着くまでに気体とぶつかって、電離する(電子なだれ)。

これをガス増幅という。

気体はPRガスを使用する。

 

 

GM管 γ線、β線

放射線による気体の電離を利用。

比例計数管より電圧を高くすると電子なだれが広域で生じる。

プラトー領域:グラフの平らなところ。

不感時間:放射線があるのに検出できない時間。大体200μs

窒息減少:不感時間が続く現象。

分解時間:パルスが現れるまでの時間→不感時間のせいですぐには検出できない。

数え落とし:検出できないから検出器に表示される値は、本当の値より小さいはず

→補正する

正しい値[s^-1]=表示された[s^-1]/(1-表示された値[s^-1]×分解時間[s])

 

 

NaIシンチレータ γ線

NaIは潮解性があるからケースに入れなければならない。

ケースによってβ線は遮蔽されるのでβ線は測定できない。

 

 

ZnSシンチレータ α線

α線の測定ができる。

珍しく、試験に出やすいので絶対に覚える。

 

 

TLD

ある物資に放射線照射される→物質を加熱→発光

照射された積算線量を知ることができる。

読み取りは一回だけ!(加熱で情報消えるから)

グロー曲線:温度を横軸とする曲線←名前だけ覚える

 

 

蛍光ガラス線量計

ある物資に放射線照射される→物質に紫外線照射→発光

何回も読み取り可能

フェーディング小さい。

 

 

OSL

ある物資に放射線照射される→物質に緑色光照射→発光(輝尽発光

 

 

フリッケ線量計(鉄)

鉄イオンの酸化を利用している。

 

 

セリウム線量計(セリウム)

セリウムイオンの還元を利用している。

 

 

G値

放射線100eVあたりの化学変化する原子数。

フリッケとセリウムと一緒に覚えよう。

W値とセットで覚えよう。

意外と100eVのところが出てくるので確実に覚える。

 

 

半導体

固体の電離を利用(電離箱などは気体の電離

空乏層に放射線が入ると電子-正孔対ができる(電離箱などはイオン-電子対

ε値:一個の電子-正孔対を作るのに必要なエネルギー。約3eV(W値は気体の電離。約30eVなので固体の電離は気体の10分の1のエネルギーでできる)

Ge:γ線、Si:α線 が測定可能。

 

中性子の測定

BF3やHeを利用する

 試験に出るので絶対に暗記。

 

レムカウンタ

中性子を測定する。

遮蔽材ではなく、減速材を利用

 

○まとめ

※電圧の大きさ

小さいほうから順に

電離箱<比例計数管<GM計数管

 

※感度とエネルギー依存性

感度とエネルギー依存性は小さい方から順に

電離箱<GM計数管<NaIシンチレータ

 

以上。

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